2012年07月11日

新日本語の中級 第14課-@

みなさん、こんにちは。

みなさんはよく友達をほめますか。
あまりほめませんか。

日本人はほめることも、ほめられることも苦手な人が
多いと言われています。

でも、ほめられたら、みんなうれしいですよね。
日本人だって、もちろんそうです。

最近、みなさんは誰にどんなことをほめられましたか。
みなさんは誰にどんなことをほめましたか。


ちょっと思い出してください。

思い出したら、ちょっとうれしくなりましたか。

みなさんはほめられたとき、何と言いますか。
たとえば・・・

「日本語が上手ですね。」

と言われたら?何て答えますか。


「いいえ、まだまだです。」

と言いますか?

言ってもいいですが・・・まずは

「ありがとうございます。」

と言ったほうがいいと思います。

それから「でも、日本語は難しいですから、もっと勉強します。」とか
今、みなさんが思っていることを言うといいと思います。

では、下の会話をみてください。

山本部長とリンさんの会話です。
今、山本部長の家でパーティーをしています。
パーティーで食べる食事は全部(ぜんぶ)リンさんがつくりました。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

麻婆豆腐.png

山本:リンさん、料理、上手だね。
リン:え?そうですか?はじめて言われました!
山本:この麻婆豆腐(マーボードウフ)、すごくおいしい!
   プロがつくったのより、おいしいんじゃない?
リン:いえ、そんなことないですよ。
山本:いや、ほんとに上手。
リン:ありがとうございます。よろこんでいただけて、よかったです。
山本:リンさんは小さいころから、お母さんの手伝い、してたの?
リン:えっ。どうしてわかるんですか。
山本:見りゃわかるよ。手際(てぎわ)がいいよね。
リン:ありがとうございます。
   私の両親は共働き(ともばたらき)で、小学校のときから
   私が家族の食事のしたくをしていたんです。
山本:そっか。えらいな。
   リンさんちも共働きだったんだ。じつは、うちもそうだったんだよ。
リン:へぇ。じゃ、山本部長も料理をされるんですか。
山本:ああ、よくしていたよ。今はあまりしないけどね。
リン:そうですか。
山本:ははは。リンさん、この麻婆豆腐、おいしいから、おかわりくれる?
リン:はい!

※共働き(ともばたらき):お父さんもお母さんも働いていること。
※手際(てぎわ)がいい:何かをつくったり、かたづけたりするとき、
            はやく、よくできること。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

どうですか。わかりましたか。

■ じょしの省略(しょうりゃく)

@ リンさん、料理、上手だね。
A この麻婆豆腐(マーボードウフ)、すごくおいしい!

@の文は
リンさん料理上手だね。

Aの文は
この麻婆豆腐すごくおいしい!

と同じです。でも、「は」と「が」がありません。
話すとき、ときどきじょしを言いません。(言わなくてもいいです)

でも、ぜんぶじゃありません。


「が」「を」「へ」「に」「は」は言わなくてもいいときがあります。
でも、いつもじゃありません。


●「に」:曜日、期間の「に」は省略(しょうりゃく)できます。
    夏休み北海道へ行きます。

 これはだめ!⇒ 私は田中さん、花をあげました。
  ※この「に」は省略(しょうりゃく)できません。

●「が」:これは そぼ買ってくれた 着物です。
     <そぼが買ってくれた>は<これは 着物です>の文の中にありますね。
     文の中にある文の「が」は省略(しょうりゃく)できません。

じょしをあまり使わないと、文がわかりにくくなります。
 時々じょしをいわなくてもいいですが、あまり言わないと、
 じょしがわからない人だと思われますから、気をつけてくださいね。

■「えっ?」「へえ」「わあ」「ああ」など

会話の中で、山本部長もリンさんも「え?」とか「ああ」と言っていますが、
どんな気持ちだったと思いますか。

ちょっと考えてみてください。

それでは日本語ではいつ、どんなことばを言うか、見てみましょう。

●わあ
 ・わあ、きれいな海!
 ・わあ、木村さん、きれい!

  きれいなもの、すばらしいものを見たときに使います。

●へえ、へ〜 ・へえ、この辞書、人気があるんだ。使いにくいと思ってた。

  知らなかったことを知ったとき、少し意外(いがい)だな、と思ったときに使います。

●あれ?
 ・あれ?れいぞうこに入れておいたケーキがない!

  おかしいな・・・と思ったときに使います。

●さあ
 ・さあ、出かけよう! (いっしょにしよう!というときに使います)
 ・さあ、ちょっとわからないな。 (考えてもわからないときにつかいます。)

●ああ
 ・A:このファイル、借りてもいいですか。
  B:ああ、いいよ。(「OK」「そうです」の意味)
 ・ああ、よかった。(安心した、うれしい、かなしいときに使います)

●えっ?
 ・山本:リンさん、料理、上手だね。
  リン:えっ?そうですか?はじめて言われました!
 
 びっくりしたとき、へんだなと思ったときに使います。

●ん?  
 少しへんだな、と思ったときに使います。

このことばをうまく使えると、もっともっと上手に聞こえます。
友達と話すとき、使ってみてくださいね!



それでは、少し休みましょう。
【関連する記事】
posted by Azumi at 11:14| 東京 ☁| Comment(0) | 新日本語の中級 第14課 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

お休みしてすみませんでした。。。

今日から第14課をアップしていきます。
どうぞよろしくお願いします!

posted by Azumi at 09:51| 東京 ☁| Comment(0) | お知らせ・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月06日

新日本語の中級 第13課-A

みなさん

「学生は毎日勉強するものだよ。」
「新人はどんな仕事でもするものだよ。」
「先生にはけいごを使うものだよ。」


この「もの」ってなんでしょうか???

「物」ですか??

学生は物じゃありませんね。「人」ですよね。

うーん。

この「もの」ってなんでしょう。


これは物事(ものごと)の本質(ほんしつ)を言うとき使います。

「もの」には意味が3つあります。

@ "物"
A 旅行はたのしいものです。:みんなにそう思われていること。
B 学生は勉強するものです。:物事の本質


ですから、「もの」はいつも「物」ではないと覚えておいてくださいね。


*************************************
<友達と>
A:日本語を習いはじめたのはいつ?
B:2年前ぐらいから。

<会社で>
A:報告書(ほうこくしょ)はもう書いた?
B:すみません、書きはじめたところです。
(2時間後)
A:報告書(ほうこくしょ)できた?
B:はいっ。さっき書き終わりました!
*************************************

習いはじめる??
習います+はじめます  動詞が2つありますね。

書き終(お)わります??
書きます+おわります   これも動詞が2つありますね。

動詞@<ます形>+動詞A
  @をはじめます
  @が終わります   という意味です。

動詞@+はじめます:動詞@は継続(けいぞく)動詞です。
          食べます、飲みます、話します、読みます・・・
          ※瞬間(しゅんかん)動詞は使えません。
            たとえば、けっこんします、出かけます、止まります、開きます、死にます など

          3グループの動詞 たとえば 勉強します だったら、
          日本語の勉強をはじめたのはいつ?            
          と言います。  勉強します⇒勉強 名詞になりますね。

動詞@+終わります:動詞@は意志(いし)動詞です。
             ※無意志(むいし)動詞は使えません。


では、文を考えてみましょう。

@____はじめたときに、____。 
 れい)ごはんを食べ始めたときに、電話がかかってきた。

A____終わったら、_____ください。
 れい)そのざっしを読み終わったら、もとのところにもどしておいてください。


できましたか??

何か質問があったら、いつでもコメントに書いてくださいね。
それでは第13課を終わります。

ありがとうございました。

posted by Azumi at 12:58| 東京 🌁| Comment(0) | 新日本語の中級 第13課 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新日本語の中級 第13課-@

みなさん、こんにちは。

みなさんはアパートやマンションに住んだことがありますか。
そのアパートやマンションで、何かいやなことがありましたか。
okoru.jpg

たとえば、

雨漏(あまも)りがするとか、となりの人がうるさい…とか。

私が前に英会話(えいかいわ)スクールで働いていたとき、
外国人の先生が住んでいるアパートのことで、何回か
苦情を言ったり、言われたりしました。


 ※苦情(くじょう):いやなことをされたとき/めいわくなことをされたとき
             の気持ちやことば
 ※何回(なんかい)か:あまり多くないが、1、2回ではない
             はっきり言いたくないときにも使う。(いくつか、何人か などもOK)

苦情を言うときは、直接(ちょくせつ)言ってもいいですが、
となりに住んでいる人がどんな人かわかりませんから、
アパートの管理人(かんりにん)に言ったり、
アパートを管理(かんり)している会社に電話してもいいです。

で、どんなことがあったかというと・・・

<管理人に言ったこと>
・部屋にねずみがいる。
・となりの人がいつもけんかしていて、こわい。

<管理人から言われたこと>
・夜中(よなか)に大きい声で話している。
・一人用のアパートなのに、もう一人住んでいるようだ。

など。

何かあったときは、がまんしすぎないで、まずはだれかに
そうだんしましょうね。


たとえば、みなさんは夜遅い時間まで友達と部屋でゲームを
していたり、パーティーをしたりしています。

となりの部屋の人は管理人(かんりにん)に苦情(くじょう)の電話をしました。
管理人はあなたに電話をしてきました。

どんな話をするでしょうか。

A:あなた B:管理人
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

A:もしもし。
B:あ、アパートの管理人の山田ですが・・・
A:こんにちは。
B:こんにちは。今、ちょっとお時間ありますか。
A:ええ。
B:じつは、きのうAさんのとなりに住んでいるCさんから
  電話がありまして・・・
A:はあ。
B:Aさん、夜遅くまで、友達と遊んでいませんか。
A:ああ、遊んでいます。
B:それでね
  「ちょっと声が大きいので、もう少し静かにしてもらえないでしょうか」って
  言ってるんだけど・・・
A:あ、そうでしたか。それはすみません。
  楽しくなると、つい声が大きくなってしまって・・・。気をつけます。
B:よろしくね。
  それから、さっき、おふろのお湯(ゆ)を出しっぱなしにして
  買い物に行ったでしょう?
  もう少しで下の部屋に水漏(みずも)れところでしたよ。
A:あ、忘れてた!
  本当にすみません。
B:でかけるときは、忘れずにガスや水をとめてくださいね。
A:はい。すみません。。。気をつけます。
B:じゃ、となりの人には私から電話しておくから。
A:すみません。私からもあやまっておきます。
B:そうしてください。じゃ、よろしく。
A:ありがとうございました。失礼(しつれい)します。
天井.png
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

たぶんこんな会話をすると思います。
もしあなたが悪かったら、きちんとあやまってくださいね。

でも、もし、それがあなたではなかったら、
「夜遅くに遊んでいないし、うるさくしていません!」と
言ったほうがいいですね。


では、会話をもう一度みてみましょう。

■ 〜てもらえないでしょうか。

 もう少し静かにしてもらえないでしょうか 

 お願いするときのていねいな言い方です。
 ていねいな言い方はたくさんありますね。どれが一番ていねいでしょうか。
 
@ 〜ていただけないでしょうか。
A 〜ていただけませんか
B 〜てくださいませんか
C お〜ください
D 〜てもらえないでしょうか
E 〜てもらえませんか
F 〜てほしいんですが
G 〜てください
H 〜て(※友達に)


@が一番ていねいですね。

■ つい〜てしまう

つい声が大きくなってしまって・・・。

  つい:気がつかないで/何も考えないで/無意識(むいしき)に  という意味
  〜てしまう(〜てしまいます):反省(はんせい)や後悔(こうかい)の気持ち
  
  あなたは大きい声で話したくない(話さないほうがいい)と思っているんですね。
  たぶん遊んだあとも「大きい声を出さなければよかった・・・。」と思っていると
  思います。

  ★デパートの中で大好きな歌を聞いて、人がおおぜいいるのに、つい歌ってしまった。

■ 〜っぱなしにする
  <ます形>+っぱなしにする

  おふろのお湯(ゆ)を出しっぱなしにして
  買い物に行ったでしょう?
 
  しなければならないことをしないで、そのままにしておく  という意味です。

  本当はお湯をとめなければなりませんでした。
  でも、お湯をとめないで、そのままにしておきました。(そのままお湯を出しておきました)
    ⇒ お湯を出しっぱなしにしました。

  みなさんは今、教室にいます。帰るときは、電気を消さなければなりません。
  でも、みなさんは電気をつけたまま帰りました。
    ⇒ 電気をつけっぱなしにしました。

  みなさんは何かを〜っぱなしにしたことがありますか。

■ もう少しで〜<じしょ形>ところでした。
  
 もう少しで下の部屋に水漏(みずも)れところでした

 <じしょ形>+ところ:直前(ちょくぜん)をいいます。
 もう少しで〜ところだった:「あぶなかった!」という気持ちがあります。

 たとえば、みなさんが車を運転しています。
 きゅうに子どもが車の前に来ました。
 みなさんはブレーキをふみました。
 ★はあ。もう少しでぶつかるところだった。

 みなさんもどんなときにこのぶんけいを使うか、考えてみてください。

■ 〜ずに、〜
 忘れずにガスや水をとめてくださいね。 
 
 「忘れないで、ガスや水をとめてくださいね。」と同じ意味です。
  
 では練習です。
  
 ●休まないで、働きます。
   
         ⇒ 休まずに働きます。

 ●あわてないで、行ってください。 

         ⇒ あわてずに行ってください。    


いいですね。どんな文が作れるか、考えてみてください。

それでは、きゅうけいしましょう。

posted by Azumi at 11:40| 東京 🌁| Comment(0) | 新日本語の中級 第13課 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月05日

新日本語の中級 第12課-B

さて、第12課-Aのつづきです。


■ 言いたいことをわかりやすく伝(つた)える(倒置(とうち))

【1】
山村:本に書いてあったんだけど、1970年ごろは550円だったって
   ⎿  <前置(まえお)き> ⏌

前置き:本当に話したいことのまえに、話すこと。

この文は
1970年ごろは550円だったと本に書いてあった。
という意味ですね。


山村さんがいいたいことは「1970年ごろは550円だったそうだよ。」ということですね。
でも、まず、どこからの情報(じょうほう)なのかを言って、
自分の意見ではないよ、ということを相手(あいて)に伝(つた)えています。

〜が言っていたんだけど(言ってたんだけど)  + 〜って。(=と)
〜から聞いたんだけど、
〜で見たんだけど、
〜で読んだんだけど

※この言い方は話すときだけですから、気をつけてください!

【2】
@ 暑いなあ。この部屋。
A 明日までに書くよ。宿題のレポート。
B よかったんだ!この答えで。

【 一番言いたいこと 】 ⇒ 【 何(が/を・・・) 】この言い方も話すときだけです。

本当の文は・・・

@’ ⇒ この部屋は暑いなあ。
A’ ⇒ 宿題のレポートは明日までに書くよ。
B’ ⇒ この答えでよかったんだ!

ですね。でも、言いたいことを先に言うと、@〜Bのような文になります。

ぜひ、友達と話すとき、使ってみてくださいね。

**************************************************

では、みなさん。このグラフを見てください。

グラフ.png
「JFTCキッズニュース」より

何のグラフかわかりますか。

よく見えない人は↓こちらの一番下のグラフを見てくださいね。
http://www.jftc.or.jp/kids/kids_news/japan/item.html


日本が海外から何をいくら輸入しているのかをあらわしているグラフです。
1990年、2000年、2005年、2011年の輸入額(ゆにゅうがく)が書かれています。

@鉱物性燃料(こうぶつせいねんりょう)
A食料品
B化学製品
C原料品
D半導体等電子部品

では、@を見てください。

2011年、とても増(ふ)えましたね。

今後(こんご)どうなると思いますか。
3年後、5年後、10年後・・・どうなると思いますか。

●私はこのまま増えていくだろうと思います。

みなさんはどう思いますか。



■ 〜ていく
〜てくる.png

みなさんは「〜てくる」を勉強しましたね。

今の動作(どうさ)や状態(じょうたい)がこれからもつづくとき、
「〜ていく」を使います。


ですから、

このまま、ずっと
これから、今後(こんご)
ますます、さらに、次第に(しだいに)、急(きゅう)に、だんだん、どんどん

ということばといっしょに使われることが多いです。

★よく使われる動詞
考える、生活(せいかつ)する、つとめる、たよる
増(ふ)える、減(へ)る、なれる、かわる、形容詞+なる

●この町はずいぶん変(か)わってきた。ビルもできたし、交通も便利になった。
 これからもますます便利になっていくだろう


■ 〜だろう(=でしょう)

みなさんはもう勉強したと思いますが、「〜だろう」は「〜でしょう」の
ふつう形です。


いいですか。

みなさんの国や町、みなさんの国の輸出入についてどうなっていくと
思いますか。考えてみてください。


*******************
それから、↓はJETROのウェブサイトからダウンロードした情報(じょうほう)で、
いろいろな町の物価(ぶっか)をひかくできます。

時間があったら、見てみてくださいね。
cost_city.xls

それでは、第12課を終わります。
ありがとうございました。
posted by Azumi at 20:04| 東京 ☔| Comment(0) | 新日本語の中級 第12課 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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