2012年06月25日

新日本語の中級 第4課-C

みなさん、こんばんは。昨日はお休みしてしまい、もうしわけありませんでした。。。


さて、ちょっと難しいですが、下の文を読んでみてください。

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『2節(せつ)で述べた(のべた)学習者(がくしゅうしゃ)の多様性(たようせい)に
対応(たいおう)して、もっとも効率的(こうりつてき)な教育(きょういく)を
行う(おこなう)ために日本語教師(きょうし)が行わなければならないことは、まず
学習者とそれを受け(うけ)入れる(いれる)日本人双方(そうほう)に対(たい)して
ニーズ分析(ぶんせき)を実施(じっし)し、ニーズ領域(りょういき)を特定(とくてい)
することである。』
(『日本語教育の方法-コース・デザインの実際-田中望書)

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書いてあることは・・・

いろいろな人が日本語を勉強していますが、一番いい教育を行うために
日本語の教師がしなければならないことは、どんな日本語を、どうして
勉強したいのか、いつ、どんなところで日本語を使うのかということです

ということです。

わかりましたか。
文の最後、「〜である」を見てください。

私の文では「〜である」を使っていませんね。
何を使っていますか。

〜です

ですね。

はい、「〜である」と「〜です」の意味は同じです。

〜である
 ・フォーマルな言い方/書くときのことば
  たとえば、論文(ろんぶん)や報告書で"客観的(きゃっかんてき)"
  に言うときに使います。
  ですから、私の意見・考えを言うときは使いません。

 ・「〜である」があるのは、めいしな形容詞(けいようし)だけです。
  (動詞とい形容詞はありません。)
  
   〇めいし:トヨタは世界で有名な自動車の会社である。
   〇な形容詞:環境(かんきょう)をまもるために、紙をもっとたいせつに使うことがひつようである。
     ※な形容詞の「な」はとります。

   動詞とい形容詞は「〜である」がありませんから、ふつう形をつかいます。


日本語は書くとき、文のさいごがちがいます。
いくつか種類(しゅるい)があるんです。

@です・ます体 : 話すときも使いますね。

Aである体 : 今日勉強しましたね。

Bた・だ体(たい)


たとえば、論文(ろんぶん)を書くとき、"です・ます体"と"である体"を
使ってはいけません。どちらかひとつだけです。

ですから、"である体"で書くときは、ぜんぶ"である体"で書きます。


いいですか?

 文の形.png

では、第4課をおわります。
posted by Azumi at 19:28| 東京 ☁| Comment(0) | 新日本語の中級 第4課 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月21日

新日本語の中級 第4課-B

みなさん、おはようございます。

みなさんは学校や会社にいるとき、きゅうにぐあいが
悪くなったことはありませんか。

具合が~1.JPG

おなかが痛くなったり、頭が痛くなったり・・・。


時々ありますよね。

そんなとき、みなさんはがまんして、仕事をつづけますか。勉強をつづけますか。
(※がまん(する))

それとも、うちへ帰りますか。


高熱(こうねつ=高い熱)があったり、会社や学校にいても、
何もできなかったら、家へ帰って休んだ方がいいですね。


Aさんは今、ぐあいが悪いです。会社にいても何もできませんから、
帰りたいと思っています。

Aさんは上司(じょうし)のBさんに早退(そうたい)の許可(きょか)を
もらいます。

何と言ったらいいでしょうか。


******************************************

A:Bさん、すみません。
B:Aさん。どうした
A:昼休みのあとから、ずっと吐き気(はきけ)がするんです。
B:吐き気?お昼に何か悪いものでも食べたのかな?
A:そうかもしれません。
  いっしょに食べに行った田中さんも少し気持ちが悪いと言っていました。
B:それはいけないね。
A:それで、申し訳(もうしわけ)ないんですが、早退(そうたい)させていただけないでしょうか。
B:そうだな。今日は家でゆっくり休みなさい。
A:明日はかならず元気になって、会社に来ます。
B:むりはしなくてもいいよ。
  最近(さいきん)、暑くなってきたから、体調も崩(くず)しやすいしね。
  Aさんはいつもがんばってくれているから、1日、2日休んでも、かまわないよ
A:ありがとうございます。

※かまわない(かまいません)=「いいです」のていねいな言い方
******************************************

どうですか。
みなさんこの会話がわかりましたか。

Aさんは今どうですか。
Aさんは今気持ちが悪いんですね。吐き気がすると言っていました。

どうしてでしょうか。

昼に食べたものが悪かったのかもしれません。


Aさんはどんな人ですか。Bさんはどんな人ですか。

わかりましたか。


Aさんはいつもがんばって、働いている人のようですね。

Bさんが「Aさんはいつもがんばってくれているから、1日、2日休んでも、かまわないよ。」
と言っていますね。

(毎日いっしょうけんめい働いていると、いいことがありますね。)


■吐き気(はきけ)がする
 「〜がする」は 「においがする」「音(おと)がする」「声(こえ)がする」で
 勉強しましたね。

 「〜がする」は体調を言うときに使うことができます。
 寒気(さむけ)がする。 もいいです。

■どうした
これはふくしゅうですが、「〜の?」は「〜んですか?」のふつう形です。
話すときの言い方ですね。

■暑くなってきた
Bさんが「最近(さいきん)、暑くなってきた」と言っていますね。

「〜てくる(〜てきた)」は前から少しずつ暑くなっていましたが、最近(さいきん)
 もっと暑くなったときに使います。
 変化(へんか)が大きくなってきたときに使いますよ。

「〜てくる」は下のことばといっしょに使います。

 ふとる、やせる、ふえる、へる、なれる、すく、こむ、
 はれる、くもる、変(か)わる

 形容詞+なってくる   ※寒くなってきた


いくつか文をつくってみましょう。

@朝ははれていたけど、だんだん___________________________。
A私が乗ったとき、この電車はすいていたけど、今___________________________。
Bさいきん、あまいものばかり食べていたら、__________________________。


こたえは
@くもってきました。
Aこんできました。
Bふとってきました。
です。



〜てくる.png

上の図のように、
<前(過去(かこ))⇒ 今 > 変化(へんか)したときは、<〜てくる(〜てきた)>  です。

今 ⇒ これから (未来(みらい)) 変化するときは、<〜ていく>  です。


どうですか。わかりましたか。
何かわからないことがあったら、質問してくださいね。

それでは、みなさんよい一日を!

※すみませんが、このブログは21日〜23日まで休みます。
 24日から、またいっしょに勉強しましょう。!
posted by Azumi at 06:11| 東京 ☀| Comment(0) | 新日本語の中級 第4課 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月19日

新日本語の中級 第4課-A

みなさん。おはようございます。

みなさんは今の仕事で使える新しい知識(ちしき)や技術(ぎじゅつ)がほしいですか。

新しい知識(ちしき)や技術(ぎじゅつ)を勉強するにはどうしたらいいですか。


そうですね。
本を読んだり、セミナーや研修(けんしゅう)に参加(さんか)しますね。

セミナー.jpg

たとえば、みなさんか参加(さんか)したいセミナーは水曜日にあります。
でも、みなさんは平日(へいじつ)月曜日から金曜日まで仕事です。

どうしますか?

そうですね。上司(じょうし)にお願いして、許可(きょか)をもらいますね。


じゃあ、どのように言ったらいいでしょうか。
考えてください。


Aはみなさん、Bは上司(じょうし)です。
*******************************************

A:部長、ちょっとお話があるんですか・・・。
B:何?
A:来週の水曜日に〇〇セミナーがあります。
  私はいぜんから〇〇を勉強したいと思っていたので、そのセミナーに
  行かせていただきたいんですが
B:水曜日の予定(よてい)は?
A:今のところ、とくにありません。
B:そうか。じゃ、この用紙(ようし)にそのセミナーについて書いて、
  あとで、わたしのところへ持ってきてください。
A:わかりました。どうもありがとうございます。
B:しっかり勉強してきなさい
A:はい。

*******************************************

こんな会話ができるといいですね。

仕事が忙しいときは、セミナーや研修(けんしゅう)に参加するのは
むずかしいですから、もっとていねいに理由を言わなければならないと
思います。


では、文法を見てみましょう。

使役(しえき)形+させていただきたい(んですが)

みなさんはもう勉強しましたね。
「〜させていただけませんか。」と同じ意味です。

使役(しえき)形を使っていますね。

「〜させていただきたい」は「どうしても」という気持ちがあります。

たとえば
@あなたはしたいが、あいてがいやだと思うとき
 ・来月1週間、休ませていただきたいんですが。(休ませていただけませんか)

A病気のとき
 ・すみませんが、頭が痛いので早退(そうたい)させていただきたいんですが。

B「私はこの仕事がしたいです!」と言うとき
 ・このプロジェクトのリーダーをぜひ私にやらせていただきたいんですが。


@〜Bのとき、みなさんは「どうしても」したいという強い気持ちがありますね。
ですから、お願いするときもていねいになります。


名詞+のところ

「名詞+のところ」の<名詞>は場所・場所の名前を使ってはいけません

私のところ

私は場所じゃありませんね。

この「〜のところ」をつけると、<名詞>がいる場所、<名詞>がいる会社・・・という意味になります。


ます形+なさい

みなさんは命令形(めいれいけい)を勉強しましたね?

親が子供に

「あそびに行くまえに、宿題をしろ!」

としかります。

このとき、

「あそびに行くまえに、宿題をしなさい。」

ということもできます。

「宿題をしろ!」はとても強い言い方ですが、
「宿題をしなさい」は言い方によって、そんなに強くありません。

ですから、お母さんがこどもをしかるときは「〜なさい」を
よく使います。

かならず、上の人が下の人に使います。
そして、「その人のため」に言います。

ですから、会話の中で「しっかり勉強してきなさい」と上司がいったのは、
みなさんのためになることを言ったんですね。

※テストでたとえば「( )にどうしを書きなさい。」と
 書いてあるのをみたことがありますか。
 これはすることをていねいな命令の表現(ひょうげん)で言っています。


みなさんは今までに先生やご両親から、どんなことを言われましたか。

____とき、___なさいと言われました。

文を考えてみてくださいね。

では、今日はここまで。

よい一日を!
posted by Azumi at 06:12| 東京 ☀| Comment(0) | 新日本語の中級 第4課 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月18日

新日本語の中級 第4課-@

週末は更新(こうしん)せず、すみませんでした。

では、第4課を勉強しましょう!


AさんとBさんは友達です。昨日(きのう)の話をしています。

************************************************

A:Bさん、きのう行ったレストラン、よかったね。
B:ええ。あの店は安いし、おいしいし、本当によかった。
A:うん。
B:あ、Aさんはあれから村木さんと飲みに行ったの?
A:うん。ちょっとだけ。
  駅の近くに、「きんぎょ」っていう店があるんだけど、知ってる?
B:ううん。知らない。その店はどうだった?
A:まあまあかな。「ヒミツのメニュー」っていうのがあって、それを注文(ちゅうもん)したんだけど、
  おいしくなかったんだ。
B:そっか。 そこにどのぐらいいたの?
A:1時間ぐらいかな。
B:それからどうしたの?
A:すぐ帰ったよ。つかれてたからね。

※そっか⇒「そうですか」の話すときのことば
※注文します=たのみます
***********************************************

さあ、この会話で何を話しているかわかりましたか。

この会話では「あの」「あれから」「その」「そこ」「それから」を
使っていますね。

たとえば「その」。
「すみません。そのペンを貸していただけませんか。」
と同じだと思いますか。


ちょっとちがいますね。

::::::::::::::::::::::::::::::::
A:駅の近くに、「きんぎょ」っていう店があるんだけど、知ってる?
B:ううん。知らない。その店はどうだった?
::::::::::::::::::::::::::::::::
Aさんは「きんぎょ」という店を知っていますか。

知っていますね。きのう行きましたから。

じゃあ、Bさんは知っていますか。

知りませんね。「ううん。知らない。」と言っています。

Aさんは知っているけど、Bさんは知らない。
どちらか一人しかしらないとき、「それ」「その〜」「そこ」など「そ〜」を使います。



じゃあ、「あの」はどうでしょうか。

:::::::::::::::::::::::::::::::::
A:Bさん、きのう行ったレストラン、よかったね。
B:ええ。あの店は安いし、おいしいし、本当によかった。
A:うん。
:::::::::::::::::::::::::::::::::

AさんとBさんはいっしょにレストランへ行きましたから、
二人ともレストランを知っていますね。

■二人とも知っているときは「あれ」「あの〜」「あそこ」など「あ〜」を使います。
二人が思い出しながら話しているとき、「あ〜」を使います。



わかりましたか?

時々、「そ〜」と「あ〜」をまちがえてしまう人がいますから、
これから友達と話すとき、「あ〜」「そ〜」を使って練習して
くださいね。
posted by Azumi at 19:15| 東京 ☀| Comment(0) | 新日本語の中級 第4課 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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